会社設立時の資本金の決め方

query_builder 2021/04/30
会社設立・起業支援
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会社の設立時に資本金を設定する必要があります。ルール上は資本金が1円以上であれば設立は可能ですが、安ければいいというわけではありません。また、反対に高ければ高いほどいいというわけではありません。さまざまな観点からこの資本金の金額を決定する必要があります。

しかし、いくらに設定すべきなのか頭を抱える方も少なくありません。ここでは、会社設立時の資本金の決め方についてご紹介します。

 

資本金は、会社の規模を表す指標となります。

つまり、資本金が少なすぎると信用されにくい傾向にあり、資金調達に苦労することも考えられます。

また、資本金は使うことのできないお金と勘違いしている方も見られますが、会社に関することなら使用することが可能です。

 

■資本金の決め方
・運転資金の観点
事業を開始してまもない頃は、売り上げが伸びないことが十分に考えられます。そのため、そのようなことを考慮し、3ヶ月から半年程度の会社運営に必要な資金を確保しておくことがベストです。

 

・信用面
先述した通り、資本金は企業の信用に大きな影響を及ぼします。しかし、このような影響が出るのは法人を相手にビジネスを行う場合が多いです。そのため、BtoCビジネスなど法人以外を相手にする場合は資本金が少なくても影響が少ないと言えます。

 

・免税
資本金が1000万円以下であると消費税が免税となります。一方で、超えてしまうと消費税を課税されるだけでなく、法人住民税が高額になることもあります。

 

資本金の決定にはこのような観点からの検討が必要です。

 

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