生前贈与のメリット・デメリット

query_builder 2021/04/29
相続
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相続税の対策としてよく取られる方法が「生前贈与」です。生前贈与とは、被相続人が所有している財産を相続が発生する前に相続人に贈与することをいい、この方法を取ることによって「相続税を抑えることが出来る」というメリットや、相続税の税率よりも贈与税の税率が少ないことから最終的に生前贈与をする方が税金が安くなるという「税金でのメリット」、そして生前贈与をすることによって被相続人が誰に財産を渡すという想いを込めることが出来るということもメリットとして挙げられます。

 

一方で、生前贈与を行うデメリットもあります。一つは生前贈与をしたとしても、3年以内に相続が開始された場合には、「相続財産」としてカウントされるため、節税効果がなくなること、そして、生前贈与の場合には、暦年贈与の110万円をギリギリ下回る形で贈与をする場合もありますが、その場合にはさらに対策を打たない限り、税務調査で追徴課税が課される可能性があるということです。生前贈与を行う際には、このメリットとデメリットを考慮して行う必要があります。

 

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